音楽界で、「親分」と聞いて、思いつくのは、ジェームス・ブラウンとかジョージ・クリントン、フェラ・クティ、マイルス・ディビス、なんか思いつきます。
全員、黒人ミュージシャンで、大所帯のバンドですね。
やっぱり、経済的な部分も反映してるんでしょうか。
出世頭が自分のコミュニティーの仲間の面倒をみるみたいな。
白人ミュージシャンでは、なかなか「親分」ていうイメージの人は思いつきませんが、スティーブン・スティルスは数少ない「親分」の1人です。
60年代後半~70年代にかけて、まさに、ロック界のスーパースターでした。
スティーブン・スティルスは、絶対、バンドで輝く人や思います。
それも、強力なライバルがいる方が、いっそう引き立ちます。
バッファロー、CSN&Yの時のニール・ヤングしかり。
そして「マナサス」の時の、クリス・ヒルマン等。
STEPHEN・STILLS「MANASSAS」は、そんな彼の代表作や思います。
のみならず、70年代のアメリカンロックの代表作でしょう。
ジャケットが「親分」してます。
「親分ジャケット」と呼ばせて下さい。
僕はこの、アルバムが大好きです。
最初は、LPで言うと、派手なA面とD面に耳が行きますが、聞き進めると、カントリーサイドのB面、そして、シンガーソングライターサイド(?)のC面が特に素晴らしいです。
何しろ名曲揃いです。
と言うか、全曲、名曲で名演奏、永遠の名盤です。
「MANASSAS」連続動画
「 Concert Wolfgang’s Vault 」
「MANASSAS」WINTERLAND LIVE